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DEV.BLOG

【開発チームインタビュー】車両のサウンドアップデートについて

2017.12.05

プレイヤーの皆さんこんにちは。

既にご存知の方もいらっしゃるとおもいますが、我々はゲームに実装している車両のサウンドアップデートに取り組んでいます。

今回PUBG サウンド効果チームリーダーのあるKyungwon Parkと、アクション&ガンプレイプログラマーMarek Krasowskiから話を伺う事にしました。

 

・車両のサウンドアップデートを実施している目的はなんですか?

我々の主な目標は、効果音(およびサウンドサンプル)の品質を改善し、車両の音を最適化することでした。

このゲームのオーディオ品質は他のゲームサウンドに比べて低かったため、この決定に至りました。

特にゲーム内に実装していたオーディオライブラリが正しい車両音ではなかったことが大きな原因の1つでした。

我々はまずGranular Synthesis Plugin(REV)を導入し、その結果車両ごとのサウンドチャンネルとCPU使用量を減らしました。

これにより、各車両モデルから正確なエンジンRPMを取得することで、音質が大幅に向上しました。

 

またゲーム内の車両がより現実に近くなるように調整する作業も実施しました。

まずは、実際の車両と非常によく似たエンジンパラメーターの加速とギアボックスの比率をモデル化しました。これは既に他の多くのAAA級レースゲームで採用されているシステムです。

以前は最高回転数まで1000rpm刻みで車両の交換を特定のrpmに合うように調整していましたが、技術的な制限によりこれを各rpmにあわせて現実的な加速音のように適用することが非常に大変でした。

現在はシステムが改善され、サウンドの表現範囲がさらに拡張されました。これはまだ改善の余地がありますのでこれからも継続してアップデートしていく予定です。

 

 

・どのような作業が車両音の改善につながったのか簡単に説明してもらえますか?

私たちはドイツの有名な録音技術を持つ企業と協力して作業をすすめました。

ゲームに実装されている車両とエンジン音、走行音、ブレーキ音などのゲームに実装すべき必要な効果音のリストを渡すと、彼らは約2~3週間にわたって、リストに一致した車両を空輸してきて現地で直接音源を録音する作業を実施しました。これらを元に録音した効果音を、先ほどのREVプログラムを使って、様々な加速やカーブなど実際の走行経験にマッチするように、調整しました。

 

 

・新しいアクションである「クライミングアクション」では40個以上の新規アニメーションが使用されています。それぞれの車両には、どれくらい多くの音源が使用されましたか?

主に使用されたのはエンジン音、変速機のギア切り替え、クラッチ、地面との摩擦音、車輪が空転、滑ってブレーキがかかるときの音などが使用されていますが、他にも多くのサウンドが追加される予定です。

 

 

・次に計画している改善点はどのようなものですか?

それぞれ異なる地面環境に最適化した車両のサウンドを実装しようとしていますが、まだやるべきことがたくさん残っています。

スタジオではこれらの効果音を直接録音することを現在計画中です。また、より現実的な視点でいえばプレイヤーのFPP/TPP視点によって車両内部と外部の効果音が変わる必要があると考えています。

視点によって音の聞こえ方が変わるシステムが機能している場合がありますが、まだ完璧ではありません。各車両の構造的な特徴に合わせて、その部分も改善する予定です。

 

 

・最後にプレイヤーの方々に伝えたい事はありますか?

以前にもお伝えしたように、より良いゲーム環境のために継続して改善作業が進行しております。皆さんから送って頂くたくさんのフィードバックを元にゲーム内容改善を行うことができ、我々開発チームは非常に感謝しております。皆様からのフィードバックは常にチェックしており、今後も皆様から多くのご意見をお待ちしております。

 

最後に、実際の音源録音現場を撮影してきましたのでこちらから御覧ください。

You Tubeにリンクされています

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

PUBG開発チームとコミュニティチーム

 

※PUBG開発チームは以前お伝えしたようにサーバーの安定化とアンチチートプログラムのアップデートに力を入れて実施しております。

またサウンドアップデートやクライミングアクションなどコンテンツのアップデート内容とアンチチートプログラムなどのアップデートは開発スケジュールが異なっており、

皆様が不安に感じている部分を無視してアップデートを行っているわけではないことをご理解して頂ければと存じます。

『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』運営チーム