PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS NEWS

DEV.BLOG

【開発】サウンド改善計画と方向性について

2019.08.13

プレイヤーの皆さん、こんにちは。

PUBGサウンドチームの朴です。

バトルロイヤルというジャンルを際立たせるために、PUBGが持っている価値の最も重要な部分としてサウンド効果があります。
PUBGでは様々なサウンド効果が存在し、これはゲームプレイにとってのコアとなっています。
本日は、PUBGのこのコアとなる価値をより高め、プレイヤーの皆さんへ快適なゲームプレイ環境を提供するため長期的なサウンド効果の改善計画をご紹介したいと思います。

PUBGが正式リリースされてから約2年がたった今、皆さんのプレイスタイルとパターンにも多くの変化と発展があったと思います。
我々サウンドチームはサウンド効果もそれに合わせて進化するべきだと考えており、年末までに6つの側面から大々的な変革を完了させる計画を持っています。




1. サウンド関連プレイヤー利便性の改善
2. 各種キャラクター関連アニメーションサウンドの改善
3. 銃器の射撃サウンドの改善
4. 車両サウンドの改善
5. 室内残響サウンドの改善


◼8月中にアップデートされる2つの機能

サウンド改善プロジェクトの先駆けとして8月アップデートを通じて、まずは2つの改善事項を紹介させていただきます。


一時的なボリューム減少機能

今まではゲームスタート時の飛行機サウンド、車両のサウンド、レッドゾーン爆発サウンドなどのチームメンバーとのボイスチャットに邪魔になる要素を、
仕方なく”Ctrl+M”キーで一時的にミュート機能している状態だと理解しています。
我々サウンドチームはこの解消方法として一時的に外部のサウンドボリュームを減少させる機能を追加しました。

 



ゲーム中に‘F7‘キーを押すことで全体ゲーム内サウンドをミュートにすることではなく、一定量のボリュームを下げることができ、
チームメンバーと円滑にボイスチャットを続けながらゲーム内サウンドも認知できるようにしました。再度‘F7‘キーを押すと正常なボリュームに戻ります。
この機能により、我々はプレイヤーの皆さんがより効率的な環境でサウンドプレイができることを期待しています。


ボリューム調整ガイド機能

最初はなかなか大きいサウンドを聞く機会が少ないにも関わらず、PUBGでは他プレイヤーの僅かな足音など小さいサウンドも逃さないため全体的にサウンドボリュームを上げているプレイヤーが多くいます。
これは小さいサウンドだけではなく、銃器の射撃音やレッドゾーンの爆発のようにゲーム内で最も大きいサウンドも共に上がってしまうため、ゲームが中盤~後半になると聴覚に問題が発生するほどの音量に露出されることになります。



このような現象を改善するため‘ボリューム調整ガイド‘機能を追加しました。
これは、オプション→サウンドタブにあるマスターボリュームに新しく追加された機能で、再生ボタンを押してゲーム内で一番大きなサウンドを聞くことが可能です。
プレイヤーの皆さんはゲームのプレイ環境で最も適切なサウンドボリュームを設定することができます。
この機能を通じて体験できるサウンドは近くで爆発するレッドゾーンのサウンドとAWMの射撃音になります。
この機能を通じて聴覚に無理のないヘッドホンやスピーカーのボリュームを設定しより快適で安定な環境を整えることを期待しています。

上記2つのサウンド関連改善機能は間もなくアップデートされる4.2のパッチでテストサーバーとライブサーバーで確認することができます。


◼9月アップデートを予定している作業

8月には利便性に関する機能的な側面で改善したとしたら、9月はキャラクターモーションに関する着地とレッジグラブサウンドをはじめゲームプレイにおいて重要な要素である足音やレッドゾーンサウンドのバランスを調整する予定です。


足音サウンドのバランス調整作業

足音のサウンドをバランス調整する一番の目的はプレイヤーの皆さんにより快適なプレイ環境を提供するためです。
既存の足音は距離によってボリューム調整されており、動作別の可聴範囲を設定するためにボリュームが小さすぎてほぼ聞こえないところまで考慮して作業していました。
しかし無理やりボリュームを上げことでこれまで‘聞こえていなかった範囲‘小さなサウンドも聞こえるようになり、結局皆さんがこの情報をキャッチするためボリュームを大きく上げざるを得ない原因となっていました。

 



新しく作業中である足音のボリュームバランスは下記画像のように、足音が聞こえる範囲で音量の減少幅を少なくし、
一定の範囲を超えるといくらボリュームを上げても聞こえないようにする予定です。



この作業を行う目的はプレイヤーの皆さんが足音に集中しすぎて、全体のサウンドボリュームを上げすぎないようにするためです。
既存のプレイヤーが既に慣れ親しんだ移動動作の最大可聴範囲は維持したまま、距離感による足音をよりリアルな環境で認知できるように努力しています。


レッドゾーンサウンドのバランス調整作業

我々は多くのプレイヤーがゲームプレイ中にレッドゾーンサウンドで疲労を感じていることを認知しています。
これを解消するため、まずはレッドゾーンサウンドのボリュームを下げる予定です。しかしレッドゾーンが持っているゲーム内の特徴や威力、リアルな環境を考慮して大きく下げることはしない予定です。
したがって、8月アップデート‘ボリューム調整ガイド‘を活用し、適切な基準に設定することをお勧めします。


着地サウンドの改善作業

今まではキャラクターがジャンプ及びパルクールなどで地面に着地すると、地面の材質と関係なく同じサウンドが出力されていました。
これを改善し、9月のアップデートでは着地する地面の材質によって適切なサウンドが出力される予定です。
また、着地する高さによって音がより拡散されます。


レッジグラブサウンドの改善作業

最近追加されたレッジグラブ動作のサウンドが9月アップデートを通じてより精密なサウンドに改善される予定です。
建物の壁に体がぶつかる音、衣服の襟が壁にすりむける音などゲームプレイに邪魔にならない範囲でリアルなサウンドを表現します。


◼PUBGサウンド改善計画の長期的な方向性

8月と9月に行われるPUBGのサウンド環境とバランス調整をはじめ今年の長期的なプランを簡単にご紹介いたします。


銃器の射撃音改善

よりリアルで没入できるプレイ環境を提供するため、開発初期に制作した古い銃器のサウンドを改善していく予定です。
既存の銃器サウンドにもう慣れているプレイヤーのために既存のサウンドと新しく改善されるサウンドをセレクトできるように機能も追加予定です。
また、プレイする視点によってサウンドが変化する予定です。これを通じてFPP視点の時はTPP視点よりも更に攻撃的なサウンドでプレイすることができます。
その他野外で射撃時に発生する残響もよりリアルになる予定です。


車両サウンドの改善

車両の衝突や路面騒音をよりリアルに改善する予定です。また、車両の乗車・下車時のドアの開閉サウンドも追加する予定です。
これによりプレイヤーの皆さんに有意味なサウンド情報を与えられると考えています。
また、ゲーム内天候によっても車両関連サウンドが変更されるよう改善予定です。
例えば雨の場合は濡れた路面を走行しているサウンド効果を演出するといった方向性を想定しています。


室内残響サウンドの改善

これまでは室内に侵入した際、ディテールなサウンド表現が足りていませんでした。これを改善するため室内で残響が発生する効果をより強化したいと思います。
例えば、地下バンカーや鉄の倉庫、コンクリートの建物などでそれぞれふさわしいサウンドが鳴り響くようになります。
この効果が適用されることで建物の材質や大きさによって適切でよりゲームプレイに没入できるリアルな残響サウンドが聞けます。


各種キャラクター関連アニメーションサウンドの改善

多少精細ではなかった既存のアニメーションサウンドを、より細部的にわけて改善しようと思います。
9月に改善される着地やレッジグラブサウンドと共にゲームプレイに最大限邪魔にならない範囲でアニメーションサウンドを改善して皆さんにとってより良い環境を提供する予定です。
また、その他ゲーム内の様々な部分でサウンド効果のディテールを調整する予定です。


その他全体サウンドボリュームのバランス調整

その他にも、我々サウンドチームは車両のサウンド、水辺周辺の波、ハエの音など、ゲーム内における様々なサウンド効果を改善し、より快適なプレイ環境をご提供できるよう準備しています。





最後に

これまでご説明させていただいた通り、今回の計画によってPUBGとプレイパターンに合わせてサウンド効果も究極的にクオリティアップすることになります。
このようなサウンド効果の大々的な改善によって、皆さんがPUBGをプレイすることにあたってよりポジティブになれるよう今後も継続的に研究し改善していきます。
またアップデートが近づいたら我々サウンドチームが実施した内容などをパッチノートに追加し詳しくお知らせいたしますので、皆様からのたくさんのフィードバックをお待ちしております。

ありがとうございます。

PUBGサウンドチーム 朴